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高齢者支援システム開発高齢者対応療育支援システム及び指導員・支援員研修プログラム

対象
社会福祉法人、特定非営利活動法人等向け。高齢者デイサービス、介護施設、老人クラブ、もの忘れ教室、ホーム、病院、クリニック等。
高齢者支援システム開発

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日常にあふれる情報刺激は、遊びツールに変化し、
脳と心に笑顔をもたらしてくれます。

各施設の雰囲気作りやプログラムの中に組み込む様々なアクティビティ・リクリエーション。これらに求められていることは、身体を適度に動かすことで期待できる身体機能の維持や向上、コミュニケーションから生み出される生きがいや充実感、そして日常生活の様々な刺激がもたらす認知機能の活性化などが挙げられます。サービスを提供する側としても定型化されたプログラムのみをこなしていくだけでは、マンネリ化してしまいます。生活に寄り添った日々の新たな試みは、サービスの提供相手である各事業所の利用者様にとってのメリットを考えることはもちろん、そこでサービスを提供する職員のスキルアップにも大いに役立ちます。高齢者の自立、それによる幸福・尊厳への導きは、同時に事業者や現場スタッフの負担軽減につながります。サービスは人から人へと循環しているものです。現場にいる皆さん全てにとって、よりよい好循環を生み出すためのきっかけづくり、地域福祉の発展に貢献します。

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ますます加速している現代の高齢化社会において、高齢者の多くが抱える認知機能低下症状は大きな問題の1つです。体験したことを記憶として思い起こしたり、複数の事を同時に行ったり、新しいことをする時に段取りを考えたりする機能が徐々に損なわれ、高齢者の日常生活に支障をきたしている現状は、今後更に深刻となってくるため、その改善や予防が求められています。高齢者が軽度認知症(MCI)へ移行するのを回避し、軽度認知症が重度の認知症へ進行するのを遅らせることで、高齢者が自立して日常生活を送ることを可能にさせる事が必要とされているのです。
五感を通して外界からの取り込む様々な情報を正しく理解し認識する役割を果たす認知機能は、状況を整理し考えたり、自身の状況や気持ちを言葉などのツールを通して表現したりといった人間らしい生活の根幹にある力でもあります。日常生活の様々な情報刺激を遊びに変えながら、脳に刺激をあたえていく事は、実益性と趣味を兼ねた余暇活動になるでしょう。認識力、注意力・判断力・記憶力・計画力などの情報処理能力、様々な課題を遂行する力、言語機能力などを維持する事、そして何より楽しむことを目的とした高齢者支援のプログラムです。

Successful cases

効果事例

高齢者の方の変化

  • BEKリズム体操で、手足の血流がよくなったように思う。
  • BEK CARDゲームで、コミュニケーションが増えた。
  • BEK CARDゲームで、国語・算数的作業をすることで、頭の刺激になった。
  • シャドーイングで、コミュニケーションをとろう、話を聞こう、覚えようといった意識につながった。
  • アートアクティビティで自由に表現する事の楽しさと作品の個性、評価に満足感を味わえた。
  • 書道の墨の香りが心地よかった。
  • 季節のお菓子、日本のお菓子、世界のお菓子、目で楽しみながら食感・香りも味わい楽しめた。
  • 書く事、描く事、歌う事、踊る事、など、自己表現の楽しさを知った。
  • 上手く話せないからと発言を控えていたけれど、5Wを意識しながら、組み立てて話せるようになり、おしゃべりが好きになった。

ご家庭から

  • 表情が明るくなった事、何より今までは「今日はどうだった?」と聞くと「よかった。」「つまらなかった。」などといったシンプルな答えしか返ってこなかったが、最近では「○○さんがこうでそうで…面白かった、楽しかった。」などと会話が増えた。昼食の献立も詳しく話してくれるようになった。
  • 孫に無関心だった父が、私が気づかなかった事も体調の変化・顔色から思いやりと声かけをしてくれるようになった。
  • テレビをじっと見ているだけの母がテレビの内容を理解し反応し、笑顔が多くなった。
  • 一緒にお散歩に行くと、木々や草花、風、雲の自然を感じ「こうだね、そうだね。」と楽しそうに話すようになった。
  • 「何か出来る事があるか。」と意欲的に聞いてくるようになった。何かをお願いすると、自分の存在価値、誰かに役にたっている満足感や安心感を感じてか笑顔が多くなった。

団体・指導者から

  • BEKお顔体操が誤嚥対策になった。おしり(肛門)体操で排便がよくなった気がする。
  • BEK CARDゲームが、瞬時に判断する事や、思い出す事、空間認知をはかる事など前頭葉を刺激する脳トレになった。
  • 書道アクティビティで椅子に座る姿勢と体のバランス・筋肉への意識につながった。
  • 体調にあわせ、全身・半身・各部位、その日各自のペースで無理なく、効果的に楽しく出来る。リズム・音が耳に残り1人でも口ずさみやっている事がある。
  • 思い込んでいた事が多々ある事に、気づき視野が広くなった。
  • 改善点が明確になり、更に実行できるようになった。
  • 「どうせやっても…」の人が楽しそうにやってみようと意欲的になったり、出来た時の達成感や自信、活力をもてるようになったりと積極的に活動するようになった。
  • 自己否定が強い人が肯定的に考えるようになり、苦手な事や苦手な人にも前向きに向き合い行動するようになった。
  • 自己中心的な人が相手を尊重したり、同意したり、会話のキャッチボールをするようになった。
  • 孤立していた利用者様に対して、色々と試みてはいたが、あきらめかけていたところ、BEK methodにより、自分自身が変わり、対応に変化がみられ嬉しかった。
  • 忙しい毎日にお一人お一人の個性を尊重していたつもりが、見落としではなく慣れにより、「気づき」が半減していたと感じた。

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