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【BEK Lab】88番館イベント

皆さま

昨日はBEK Lab88番館で「台湾茶会と書の嗜み」イベントを開催しました。
午前の部・午後の部ともに、コロナ禍を配慮しまして少人数グループにて、楽しくしっかり取り組んで頂きました!
前半はBEKの書の会(書家:梅光)。ご挨拶・線の書き方・書体についてから始まり、短時間ながら生活の中で活かせる様々な書の広がりを体験して頂きました。
メインは自身の名前の書き方。芳名帳や冠婚葬祭の記名は、自信をもって筆でしっかり記したいものですよね。
そして、百人一首より一首。光孝天皇の「春がため 春の野に出でて若菜摘む わが衣でに 雪は降りつつ。」沈丁花の香りを楽しみながら…
最後はアート書「お題:思いやり」での自己表現タイム。
自分自身に向き合う、盛りだくさんの豊かな書タイムでした。

書くこと、伝え、残すこと。想いを線へ、形へ、文字へとつなげ、コミュニケーションを生み出します。書は、自身の考えや感情、発想の表現、日常生活から社会情勢に至るまでの意見・情報交換をするための一手段であり、またそれは過去・現在・未来をつなぐ大切なコミュニケーションです。
書くことは特別なものではなく、日常にあるもの。生活の中で書に目を向ける時間が自然と生まれますように☆


そして、後半は台湾茶会(茶人:白楽 悠里)。
今日のお茶名は「凍頂烏龍茶の「星光」」。台湾の凍頂山でとれる、烏龍茶の中でも冬に摘む数少ない茶葉のようです。香りや味に、甘味が妙なバランスで巡ってくるお茶でした。
そして、お菓子は「梅」「スープ仕立ての苺大福」。大福の中の餡は「ゆりね」、スープは「豆乳と甘酒ベース」、上にのっている真っ赤な苺は「バルサミコ酢風味」。素材の味をしっかりと残しながら、やさしい風味とアクセントがとっても美味でした。
静寂の中に茶の音…とても豊かな時間です。

この台湾茶と書のコラボ企画は、毎月第3火曜日に88番館で実施していきます。
是非、お気軽にお問合せの上ご参加下さいませ。

他の週は、別のイベントを企画しています。
随時ご紹介していきますね!